大学入学試験点訳作業に関するFAQ

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Q1.まだ確実に出願があるか不明ですが、業務依頼の打診をしてもよいでしょうか?

A1.かまいません。出願があることを前提に準備を進めます。
ただし、出願されないことが明らかになった場合、その旨すみやかにお知らせ下さい。

Q2.入試点訳にはどの位費用がかかりますか?

A2.試験の科目数や分量などによって異なりますので、個別に概算見積を提出します。
見積作成には過去問・解答用紙2年分が必要ですので、事業部あてにPDFまたは郵送でお送り下さい。
また、受験当日のスケジュールが分かるような要項も、検討のためにお送りください。
なお、実際には点字による受験の予定が無く、見積だけのご依頼は基本的にお断りしております。
見積のみを依頼される場合には、見積料金をいただくことがあります。

Q3.入試点訳について、文部科学省などから補助は出ますか?

A3.詳細は文部科学省や、日本私立学校振興・共済財団にお問合せください。

Q4.受験がなくなった場合、キャンセル料は発生しますか?

A4.点訳実施日前10日から1週間を切りますとキャンセル料が発生します。詳細は見積書に記載します。

Q5.点訳と墨訳(すみやく)はどのようなスケジュールですすみますか?

A5.試験問題の点訳は通常、試験の約2週間前〜前日までに終えます。
事情により事前点訳が困難な場合には、試験当日の早朝から行うこともあります。
また、点訳作業の場所につきましても、試験実施場所で行う以外に、持ち込み点訳(事前に事業部に問題を持ち込んで頂き、事業部において行う点訳)などがあります。
墨訳は通常、試験会場に作業者が伺い試験開始時刻から待機しておき、当日の試験終了後すぐに行います。試験中万が一問題修正や受験生から点字に関する質問があった場合にも、墨訳担当者が対応いたします。

Q6.点訳に使用する機材はどのように搬入・設置されますか?

A6.点訳場所によって2つの方法があります。
点訳地が東京近郊の場合は、搬入時に専門の配送担当者が機材の設営も行います。
機材搬入時から点訳終了(または墨訳終了)まで施錠可能なお部屋を確保して頂きますようお願いします 。
点訳地が東京から遠方の場合、運送業者が事前に搬入し、点訳前日または当日にスタッフが設営しますので、搬入された機材は点訳日当日まで、施錠のできる部屋での管理をお願いします。
なお、点字プリンタは重量がありますので、運搬の便宜上、点訳室はエレベータのある建物内にして頂きますようお願いします。

Q7.大学で用意する点訳室はどのような環境が望ましいでしょうか?

A7.通常の搬入機材は、点字プリンタ数台と、ノートパソコン(10台前後)程度です。
事前に伺う人数をお伝えしますので、場所に余裕を持って作業ができるお部屋の確保をお願いします。
電気容量については、通常500VAの点字プリンタ2台と100VAのノートパソコン8台、合計1800VA程度の電気容量と10個のコンセント口が必要となります。
十分な電気容量のある部屋をご用意頂きますようお願いします。なお、延長コード・タップは事業部が持参します。
また、点字プリンタは打音がいたしますので、周辺の部屋で試験等がある場合はご注意ください。

Q8.点訳に電子データは必要ですか?

A8.文系科目はテキスト形式かWord形式のファイルの電子データがありますと点訳がスムーズに行えます。
PDFでも作業可能ですが、できるだけテキスト形式またはWord形式を優先いただきますようお願いします。
なお、理系科目に電子データは不要です。

Q9.点訳当日、作問者は立ち会う必要がありますか?

A9.点訳に際し、問題変更が必要になることがありますので、点訳日当日は作問者の先生に別室待機いただくか、または連絡の取れる体制を取って頂きますようお願いします。
なお、作問者の先生と事業部の担当者の打合せを設定頂くよう、あらかじめお願いすることがあります。

Q10.点訳室・受験室・墨訳室はどのように配置すればよいでしょうか?

A10.点訳室と墨訳室は同じ部屋でかまいません。
受験室は、受験生と点訳者・墨訳者の接触を避けるため、廊下での動線が重ならないように、可能な限り別の階にするなどの配慮をお願いします。

Q11.受験者の筆記用具はどうすればよいでしょうか?

A11.基本的に受験者自身が準備し、試験当日持参します。念のため事前に大学と受験者間で確認して頂きますようお願いします。
点字解答用紙は事業部で準備します。
点字ディスプレイや画面読み上げソフトを用いて、コンピュータ等での解答を受験生が希望する場合、対応方法についてご相談があればお知らせください。

Q12.点字問題として成立させるためにどのような問題を変更しなければならないでしょうか?

A12.一般的に地図・イラスト・写真・グラフ・作図、国語の漢字・漢文等の問題は変更が必要です。
また、英語等のリスニング問題ではインターバルの延長が必要になることがあります。
内容が多い複数の資料を比較するような問題では、解答に必要な情報だけに絞る必要がある場合があります。
問題変更については、基本的に点訳当日に作問者と事業部で協議して決めます。

Q13.墨訳はどのような方法で行われますか?

A13.墨訳は試験終了後すぐに行います。墨訳者の待機室に、受験生の点字解答と、転記用の解答用紙、参照用に試験問題をご用意ください。
また、日本語の場合、漢字かな混じり文によって行います。
点字と墨字では記号類などが1対1で対応しないことや問題変更により解答方法も変更している場合がありますので、スムーズに間違いなく墨訳をおこなうために点訳に関わった者が行うことが望ましいです。